先日、今年度初めての初級クラスがありました。入門講座を受講された方々も数名新しく加わり、活気あるクラスになりました。
(語り)
①「三匹のこぶた」 『イギリスとアイルランドの昔話』/福音館書店
2回目の語りでした。以前よりおはなしを楽しみながら語ることができたそうです。
「三時にシャンクリンの町に市がたつんだ」という言葉がありますが、ヤンさんが幼稚園児に語る場合は「お昼の三時に・・・」とお昼という言葉を付け足しているそうです。先にカブやリンゴを取りに行く時間が朝の五時や六時と出てくるので、朝の三時と勘違いしてしまう子どもがいるからだそうです。
②「半分のにわとり」 『語りの森昔話集1 おんちょろちょろ』/語りの森
入門講座の発表会に欠席され、今回が記念すべき初語りでした。
語るときの視線をどこに持っていけばいいか分からないと言われていました。初めは誰もがこの経験をしますよね!特に大人の前で語るときは・・・でも、大丈夫、慣れてきます!
③「魔法のかさ」 『おはなしのろうそく30』/東京子ども図書館
2回目の語りでした。魔法のかさに次々と飛ばされていく情景がしっかりと見え、楽しい語りでした。
以前覚えたときにつまづいた箇所を今回も間違えたそうです。テキストに手を入れる必要があるのかもしれません。初級クラスの私達は自分で手を入れることはできませんので、ヤンさんにお願いしましょう(苦笑)。テキストをお忘れなく。
④「あくびのでるほどおもしろい話」 『おはなしのろうそく5』/東京子ども図書館
2分弱の短いおはなしですが、笑わずにはいられませんでした。 「外はすばらしくよいお天気で、雨がザアザア降っていた。」 「よく手入れのいきとどいた、さびた鉄砲をもって、うちを出た」 「あんまり腹いっぱい食べたので、おなかがペコペコになったそうな」 一文一文逆のことが書かれており、語るのは難しいように思いますが、Nさんはしれっとした表情で淡々と語られていました。低学年に語る予定だそうですが、ぜひ反応が知りたいです。
⑤「三つの五月のもも」 『フランスの昔話』/大修館書店
このおはなしの前半は 「いのちの実」 『子どもに語る 北欧の昔話』/こぐま社 の類話です。お姫さまの病気を治すために、ももを持って3人の息子が順番に城に出かけます。そして、もちろん末っ子の息子がお姫さまの病気を治すのですが、王さまはみすぼらしい若者が気に入らず、難題を出します。「おまえは三つの袋を真実でいっぱいにしなければならない」と言うのですが、先日3年生に語ったときに「真実???」と疑問に思った子どもがいたことを話すと、三つの袋を強調して語っており、真実を意識するようにアドバイスをもらいました。なお、このおはなしは『語りの森昔話集2 ねむりねっこ』に掲載予定です。
☆ヤンさんによる語り 「がちょうはくちょう」 『おはなしのろうそく27』/東京子ども図書館
いつものことですが、「今日はどれにしようかな?」と数多くあるレパートリーから選ばれます。将来、ヤンさんのようにその時の状況に応じて「これにしよう」と語れるようになりたいです。
皆様、語りの森総会の語りのエントリーはされましたでしょうか?私は昨年語らせて頂いたので、今年はゆったりした気持ちで聞き手に徹しようと思い、エントリーを遠慮しようと思ったのですが、、、ヤンさんに拒否されました(笑)。1年間の勉強の成果、様々なジャンルのおはなしを聞けるのが、今から楽しみです。
もっちさんからバトンを受け継いだジェニィでした。初ブログのため、何を書こうか迷い、時間がかかりました。今後ともお付き合いよろしくお願いします。
ジェニィさん、初ブログ、おめでとう&ありがとうございます。
そして、新しい初級メンバーさん、いらっしゃいませ!
いろんな話と、初々しさと、緊張している語り手さんのてんこ盛りの初級クラスはいつも、新鮮な刺激を与えてくれます。
これからも、楽しく、面白く、急がず、頑張りましょう!
ジェニィさん 報告ありがとうございました。
とっても丁寧に的確に書いてくださって、ねえみなさん、すぐに情景が浮かびますね。
これからもよろしくお願いします~
ジミーさん、ヤンさん、
コメントありがとうございます。
ブログを書くのは少し大変ですが、クラスのときも気が抜けませんし(決して、今まで手を抜いてきたわけではありません!)、復習になるなと思いました。これからもマイペースに頑張ります。
そうそう、マイペースが一番だよ~
誰も点数を付けるわけじゃなし。
個性があることのほうが大事やと思うしね。
ちょっとくらい気を抜いてもいいですよ~
長いこと生きていて思うのは、長く続けることではじめて真実が見つかるってこと。
ヤンは、おはなしだけじゃなくて、いくつかのことを細~く続けてるけど、細~くても続けてると見えるものがある。けどね、ある時期にわっとがんばって、すぐやめてしまったことは、ただの懐かしい思い出で終わっている。
あれ? 年寄りのくりごとになっちゃった(笑)
えっと、ジェニィさん、マイペースでよろしく~